平屋建て間取り図

狭い間口の敷地に平屋の間取り


間口が狭い敷地はよくあります。

部屋数が欲しい場合には、2階建てを計画された方がいいかもしれません。

2階建ての場合、X方向の耐力壁が不足しがちになります。

木造の建物の場合、壁量計算をしっかりする必要があります。

平屋の場合でも同じことがいえますが、2階建てほどではありません。

壁量計算をクリアしても、耐力壁を取れるところには取っていたほうが安心です。

下の平屋の間取りをご覧になって、風がどちらから吹くと建物が倒れやすいか、容易に判断できると思います。

Y方向(長手)には倒れにくく、X方向には倒れやすいことが、専門的知識がなくてもわかります。

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この平屋の間取りは、11.2坪の広さです。

2人住まいにはなんとかなりますが、家族が多いと無理があります。

火災や非常時の避難のことも考えておく必要があります。

狭い間口の土地に建築される場合には、採光計算も難しくなってきますので、専門家に事前に相談されることをおすすめします。



平屋建て間取り図

L字型の平屋の間取り


L字型の平屋の間取り 一例を紹介します。


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910モジュールで、南玄関 34坪 4LDKの間取りです。

950モジュールでは37坪、メーターモジュールでは41坪になります。


収納もそこそこあって、各居室の採光も確保できて、コンパクトな間取りではないでしょうか?

屋根の形状も、切り妻にして棟をL字にすると感じよくなるのではないでしょうか?


間取りをL字の形にすることには、いろいろ理由があります。

@敷地が三角形または変形になっており、それに合わせた間取りにする場合

A平屋の欠点である、採光不足、通風不足に対応できるということ

B建物の外観が単調にならず、見栄えがするということ

C玄関へのアプローチや駐車場の確保のため

Dほかにも、庭園を造るため、などです。


平屋建ての場合、建ぺい率を考えながらの間取り作成になります。

敷地を有効に使うことを重点に考えていく必要があります。

変形した敷地の場合でも、南を下にした間取り図を心がけたほうが、専門家に見せるときにもわかりやすいです。
















ハウスメーカーの平屋

ミサワホーム HIRAYA kid's


ミサワホームがニューモデルHIRAYA kid's 平屋キッズを発売!

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コンセプト

ボックス型のモダンなデザインが個性的な「HIRAYA kids」は、平屋のよさに、子育てをサポートする知恵と工夫をプラスした住まいです。

キッズファミリーの暮らしを考え抜いた、こだわりの平屋をご提案します。(ミサワホームHPより)





キッズという以上、どんな特徴があるのでしょうか?

リビングを中央に配置することで、家族が集まりやすく会話も弾みます。

子どもが親離れするまでは、親がそばにいて安心させることはとても大事なことです。

2.7mの天井高さは、子どもの成長にも好影響します。

参考間取りです。
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キッチンも、リビングが見渡せる配置にしています。

ダイニングに隣接して、ホームワークコーナーを配置したのも、大きな工夫です。

お互いの気配を身近に感じながら、安心して宿題や、趣味に没頭できる空間を作り出しています。

不思議な事に、ひとりで個室で勉強するより多少の雑音があった方が集中できます。

集中力はそうして養われていくのかもしれません。

当然のことですが、子供室は将来のために2ドアにしています。

33坪、3LDKの平屋の間取りですが、家族4人で生活するには十分の機能を備えていると思います。

開放感あふれる大開口サッシや、ダイニングのコーナーサッシなど、平屋のデメリットになりがちな明るさ不足にも対応して、光の取り入れ方も研究された間取りです。

ほかにも、色んな所に工夫がされたミサワホーム HIRAYA kid's をご覧ください。















平屋建て住宅 間取り

縁側のある平屋


縁側のある平屋住宅  

最近、縁側は間取りにほとんど組み入れられなくなりました。
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縁側にはいろんな使い方があり、風情もあります。

日向ぼっこ、読書、昼寝、碁将棋、夕涼み、来客応対、洗濯物干場、書斎として、ペットの遊び場などです。



和室との連室で使えば、広い空間を作り出すこともできます。

家庭菜園を趣味にされている方は、作業の休憩時に利用できますし、庭を眺めてのんびりした時を過ごすこともできます。
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縁側は、夏の暑い日差しを和らげる効果もあります。

ただし、幅90cm以上の縁側は、建築基準法の採光計算上不利になりますので注意が必要です。


濡れ縁とどう違うのかといいますと、縁側が外部側に雨風をしのぐサッシや雨戸があるのに比べて、濡れ縁は建物の室外にあります。

名前の通り、雨風に打たれているのです。

濡れ縁は、昔は木材でできていましたが、最近は腐食が少ない樹脂系の材料で作られています。



縁側が少なくなった原因として、予算面もあるでしょう。

生活スタイルが変化して、縁側の用途の多くが、リビングルームや和室で事足りるからです。

住宅の間取りも、これからも長い期間を経過するうちに、効率化されていくことでしょう。





  

建築豆知識

昔の平屋住宅


日本の戸建て住宅のほとんどが木造です。

日本の気候に一番適していることが理由です。

木材は常に息をしています。

空気中の湿気を吸い込んだり、吐き出したりしながら空気中の湿度を調整しているのです。

コンクリートの住宅に住んでいる人に比べて、木造住宅に住む人は、寿命が長いという研究結果も出ています。


木造住宅は、30-40年の間に様変わりしました。

構造金物を多用して、構造計算をして、柱や梁の構造材も必要最小限の寸法にしています。

気密性も断熱性も、品質や機能性も向上し、工期の短縮なども格段にアップしました。

それらに伴って、左官工事や塗装工事などの仕事が激減しました。


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最近、50年以上前の平屋の木造住宅をリノベーションする動きがあります。

築後100年を超える住宅もあります。

当時の住宅は、太い木材を使って釘や金物を使わない工法で建てられていました。

木材の大きさもさることながら、建築前の作業にも大きなポイントがあります。

自分の山で育てた50年生以上の杉やヒノキを伐り出し、製材して、半年から1年空き地や田んぼなどで雨風にさらしながら乾燥させていました。

現在の、機械で強制的に乾燥させるやり方とは違って、とてつもない時間をかけていたのです。

平屋建てのどっしりとした古民家は、シロアリや雨漏りの対策をしっかりすれば、それから後も100年以上使えそうです。

平屋建て間取り図

続き間のある平屋の間取り


和室続き間のある平屋建て住宅

最近はほとんど目にしなくなった和室の続き間のある平屋建てです。

大勢の人が集まる冠婚葬祭や地域の行事などは、こんな間取りの住宅で行われていました。

縁側まで含めると17帖ほどの広さです。

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上の画像をクリックするとはっきり見られます。

続き間のふすまと縁側の障子を外して、25〜30人の宴会や会合を催すこともできます。

この間取りは910モジュールですが、このクラスになると多くの人は950かメーターモジュールにされます。

910モジュールで、40.37坪のこの間取りは、950モジュールで44.09坪、メーターモジュールで48.8坪になります。

平面的に単純な形ですが、屋根を入り母屋にして玄関を豪華にすると、見た目はガラッと変わってきます。







ハウスメーカーの平屋

住友林業のBF(ビッグフレーム)構法


住まいの耐震性は、安心して暮らすために必要不可欠な性能です。

住友林業のBF(ビッグフレーム)構法は、その点素晴らしい構法です。

まず画像を見ていただくのが一番わかり易いと思います。

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木造の一般的な工法(軸組工法)に比べて、垂直荷重や水平荷重に対して丈夫なことがわかります。

大きな地震を想定して、実物大の住まいを造って耐震性能の検証もしています。


前の熊本地震では、瓦の落下やその重さで建物が崩壊したりしましたが、住友林業のビッグフレーム構造だったら、建物の崩壊は免れたことでしょう。

瓦も、多少のズレだけで済んだかもしれません。

地震に対して屋根材は軽いほうが有利ですが、台風に関して言えば、重いほうが有利です。

瓦屋根は、大雨時の屋根の音も、気になりません。

どんな材料にも一長一短があります。

構造的に丈夫にすることで、使用する材料の選択肢が増えます。

ただ、コストは高くなります。

住友林業のビッグフレーム構法は、構造的には完璧に近いものがあります。

ビッグフレーム構法で、平屋の建物を造ると、贅沢と言われそうです。

予算が厳しいという場合には、建物の規模を小さくするなり、仕上げ材を変えるなりの工夫をされてはいかがでしょうか?

営業マンも相談に乗ってくれますよ!






建築豆知識

決め手は営業マン


ゴールデンウィークを利用してモデルハウスを見に行く人も多いと思います。

ハウスメーカーも、連休を見込み客確保の絶好機としてとらえています。

お子様向けのグッズをプレゼントしたりして対応しています。

モデルハウスの間取りや外観はそれぞれ違うものの、何を基準に選んだらいいのかわからないという方もおられます。

質問には、営業マンやアドバイザーが親切に答えてくれるので、最初のモデルハウスで、ここにしようか、などと思ったりもします。

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モデルハウス見学の際には、担当してくれた営業マンの対応もしっかり見てください。

「ゴールデンウィークでみんな休んでいるのに、」と思っている営業マンと、「ここがチャンス、」と思っている営業マンとは気合が違います。

この人は、と思った営業マンがいたらいろいろ話をしてみてください。

任せていい人かどうかが少しずつ分かってきます。

他社をけなし、自社のいいことばかり言ったり、機は熟してないのに契約をせかすような営業マンはお断りです。

「仕事は忙しい人に頼め!」という言葉があるように、忙しい人ほど段取りよく仕事をこなしていきます。

基本的に営業マンは、最初から最後まで付き合うことになります。

マイホーム建築でよくあるトラブルは、言ったの言わなかったのや、連絡が不十分だったりの営業マンが絡んだものが多くあります。

マイホーム建築の決め手は営業マン!と思います。








ハウスメーカーの平屋

三井ホームのウエストウッド 


三井ホーム ウエストウッド新登場

平屋の住みやすさをそのままに、屋根裏になる空間を生活空間にした画期的な住宅です。

今までも、ロフトや、スキップフロアで部分的な中2階としての間取りはありましたが、三井ホームのウエストウッドは、広い空間を作り出しました。
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夏は、サウナみたいに暑くなる屋根裏に、断熱構造材「ダブルシールドパネル(DSP)」を使用して、開放的で快適な空間を実現しました。


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ツーバイフォーで作り出す空間は、パネルで構成され、構造的にも丈夫な造りになっています。

最近話題になっている地震対策にもパネル工法は有利です。

三井ホームの展示場で、新しいウエストウッドを是非体感してください。




メリット・デメリット

地震と建物


大地震と住宅

熊本で震度7の地震が発生して、多くの被害が出ました。

被災された方には、お見舞いを申し上げます。

建物の被害も多数ありました。

倒壊した建物は、瓦屋根で2階建ての割と古い建物が目立ちます。

多くは、現在の建築基準法に適合していない構造の建物がほとんどだと思います。

地震の被害を受けにくくするには、建物の構造や材料を考慮する必要があることは、前にも述べたとおりです。
地震に強い住宅

構造は、2階建てより平屋建てが、地震に対して強いです。

屋根は瓦(重い)よりコロニアルかガルバリウム鋼板(軽い)材料が有利です。

柱や梁は太いほど丈夫です。

基礎は、布基礎よりべた基礎が。

木造住宅より鉄骨系住宅が有利です。

地盤も、盛り土された土地より切土された土地が、

などありますが、何より施工がしっかりしていないと要求された強度が発揮されません。

強いて言えば、間取りも、大きな部屋よりも小さな部屋が丈夫です。

いつ起こるかわからない自然災害に、命を守れる建物が必要になります。

新築される際には、建築の専門家に相談して、より安全な住宅を造りたいものです。







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