メリット・デメリット

平屋建ての最大のメリット


平屋建ての最大のメリットは何といっても階段がないことで、建物内での事故が少ないことでしょう。

住宅での事故や怪我のうち、転倒や転落によるものが一番多いです。その中には、階段での怪我なども多く報告されています。



平屋建ては、骨折など大けがにつながる階段での事故がないので大きなメリットといえます。


ちなみに、住宅内では、熱傷や衝突、ドアなどに挟まれ事故もあります。



天井を高くできることも、平屋建てのメリットが生かせて、快適性が一段と向上します。

「天井を高くすることでの快適さ」をご覧ください。

平屋建て住宅 間取り

中庭のある平屋の建物


平屋の間取りのデメリットを補う方法


中庭のある平屋の建物


平屋の建物は外部に面する壁が、2階建てに比べて少なくなりがちです。

このことは、窓を設置する部分が少なくなり、光や風が取り入れにくくなることにつながります。

平屋のこんなデメリットを補う一つの方法として、中庭を設ける案があります。


h011.png


建物の平面をL型や凸凹型にすることで、壁の長さが増やせます。すなわち窓を増やすことが可能になります。

間口の狭い敷地に建てる平屋の建物は、こういう間取りにすることで、建築基準法の彩光を確保します。

光を取り入れるには、屋根に窓をつける(トップライト)方法もあります。

建築基準法では、屋根に取り付ける窓は、壁の3倍の係数で計算できます。たとえば屋根にに1平方メートルの面積の窓を取り付けた場合、壁に3平方メートルの窓をつけたことになります。ですから彩光計算上かなり有利になります。

平屋の建物は、デメリットもある反面、メリットも多くありますので、間取りを考える選択肢の一つに加えてください。



建築豆知識

平屋のリフォーム


平屋のリフォーム

30年くらい前、木造の住宅の建て替えは、新築後約30年でした。ところが最近は、築30年過ぎても建て替えしないで、リフォームをする人が多くなっています。

理由はいろいろあります。景気が悪くなったことで、経済的な余裕がなくなっているのもそうですが、建物の寿命が延びているのも要因の一つかもしれません。

木造の住宅の造りは年々進歩しています。建築基準法の改正などで、構造的にも強化されてきており、骨組みを残したリフォームが多くなっています。

平屋の建物のリフォームは2階建てと比較して、構造的にも有利なため、柱や筋違を取り外すことも可能な場合があります。取り外すためには補強も必要になりますので、専門の方に確認してみるといいでしょう。



注意したいことですが、リフォーム工事でも建築確認申請が必要な場合があります。

10平方メートル以上の増築(防火地域など制限がまだ厳しい地域もあります)や、大規模な改装、模様替え(主要構造部を改造など)工事、用途変更などです。

詳しくは建築設計事務所などに相談してください。

台所や浴室などの水回りのリフォームは、その対象にならないことが多いので気にしなくて大丈夫です。

平屋の建物を2階建てにすることもありますが、構造的なことや建築基準法のことがありますので、ハウスメーカーや設計事務所にまず相談されることをお勧めします。

ハウスメーカーの平屋

トヨタホームの平屋の家 2



トヨタホーム 平屋の家


トヨタホームが推しているのが、ワンフロアの家。

キッチンから家中が見渡せるように各部屋が配慮されています。

小さな子供がおられる家庭は、お母さんが家事をしながら子供の行動が確認でき、安心です。

子ども室も独立させずに、みんながいる部屋で一緒に勉強や語らいをする環境は集中力が出てくるそうです。

開放感があって、お互いの気配がそれとなくわかるほど良い距離感を保ちながら生活できるのもいいですね。

いつも一緒にいるのに特別意識することなく、お互いのペースで生活でき、大きな安心感につつまれた、自由な暮らしのある家です。

平屋の建物の欠点になりうるところをカバーした新しい間取りは絶賛に値します。


庭が一体となって大空間を実現する「ナチュラリーリビング」をうたい文句にトヨタホームは平屋の間取り、家づくりを推進しています。


アトリエなどの趣味スペースを設けたり、心地よいウッドデッキを設けたナチュラリーリビングの家は魅力があります。

家族や友人に、くつろいだ時間を満喫してもらう、気遣いをさせない平屋の間取りにトヨタホームは力を注いでいます。

住宅メーカーとして後発ではありますが、若い力でセンスのいい建物を作り出している様子が見てとれます。

メリット・デメリット

平屋建て住宅の間取り おすすめ



平屋建て住宅の間取りを考える

平屋建て住宅の間取りのポイント@は、動線です。

プライベートを大切にすれば、ホール、廊下などの共用部分が多く必要になり、床面積が思った以上に増えます。

畳に換算して6〜7帖になることもまれではありません。

最近、LR(リビングルーム)を中心にして、洗面、トイレや、寝室などに行き来できるように考える方も多くなっています。

メリットは、面積も少なくできることと、子供達が自分の部屋に行く時に家族にもわかるという面もあります。

子供がいつ帰ってきたか、友達が来ているのかどうかなどわからないと、子供とのコミュニケーションもはかれませんよね。


平屋建て住宅の間取りのポイントAは、建ぺい率の考慮です。

敷地に対して、建物の建築面積が何パーセントまで可能かを調べます。

各自治体の役所に都市計画課や建設課などがあります。

用途地域図というのがあって、建築しようという土地の建ぺい率、容積率を調べることができます。

最近は、電話で教えてくれる自治体もありますし、インターネットに公開している自治体もあるので便利になっています。

たとえば、建築しようという土地が、第一種低層住居専用地域で建ぺい率が50%であれば、土地の面積の半分までしか建築できません。

床面積ではなく、建築面積が対象になりますので、よくわからない場合は専門家にお尋ねください。

用途地域図はほとんどの建築設計事務所も持っています。道路が狭いと、制限がさらにきびしくなることもありますので要注意です。

容積率による制限は、平屋建ての場合無視してもかまいません。


平屋建て住宅の間取りのポイントBは、有効採光面積の考慮です。

居室(LR、寝室、子供室、和室など)は、自然の採光を取り入れる窓が必要で、隣地との離れが少ないと有効ではないこともあります。

有効採光面積の確保が必要になります。

無理がある場合には、天窓(トップライト)といって、屋根に窓や明り取りのドームなどを作ることで採光計算をクリアできます。

壁にある窓の3倍で計算できるので有利です。


平屋建て住宅の場合、地震や台風などに対する構造面、火災などの避難などに対しては、2階建ての住宅などよりはるかに有利ですので、ぜひご検討ください。




ハウスメーカーの平屋

パナホームの平屋の家


パナホームの平屋の家







パナホームの平屋の家はこちらからご覧になれます。

http://www.panahome.jp/sumai/gallery/gaikan_detail/type/1/

pana002.jpg

外観は、すっきりして落ち着いたたたずまいですね。


パナホームの建物は軽量鉄骨構造になります。木造に比べて垂直荷重、水平荷重に対する強度はあります。

ですから、台風や地震に対して強いといえます。

火災に対して、といえば難しい判断になります。というのも、鉄骨そのものは燃えないのですが、火災が発生して、550度くらいになると鉄骨が溶けてきます。

このことは、パナホームに限らず、積水ハウスやセキスイハイム、ダイワハウスなどの軽量鉄骨構造についてもいえることです。

ちなみに木造の場合、火に弱いと考えられているようですが、木はある程度燃えると炭化してそれ以上は燃えなくなり、構造の躯体自体が崩れる事はあまりありません。

鉄骨構造は、骨組みが溶けてぐにゃぐにゃになります。


そのほかに、鉄骨構造は錆のことも考慮しておく必要があります。


平屋の建物は、火災など非常事態が発生したときに避難するのに有利になります。

火災警報器も設置が義務化されています。火災による犠牲者が少なくなることを祈ります。

Powered by さくらのブログ